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シルクは見た目の美しさや風合い、着心地の良さだけでなく、美と健康によい特性を備えているので、「繊維の女王」といわれています。
シルクは今から5000年前の中国の遺跡からも発掘されています。その長い歴史の中で、シルクの持つ素晴らしい特性が解明されてきました。
今全盛の化学繊維はシルクに近づく事を目指し研究を重ねていますが、天然繊維「絹」の持つ機能、特性に及ぶまでには至っておりません。
たとえば、シルクの糸本来がもつUV機能や活性酸素の働きを抑えるシルクの抗酸化作用や抗菌性は、お肌に有効に働き、環境ホルモンなどのガス吸収性は、健康を守る上で、他の衣料線維には見られない有効な機能です。
シルク糸は、タンパク質の二層構造でできていて中心部のタンパク質が、セリシンというにかわ質のタンパク質に包まれています。
セリシンにはUV機能・抗菌作用・抗酸化作用・美肌効果など、他の繊維に比べてお肌に良い多くの作用があります。
とくに直接お肌にふれるシルク下着は健康なお肌を保つのに大変有効といわれています。
シルクは、木綿の1.5倍の汗を吸い取り、2/3の時間で乾きます。
保湿性・保温性も他の繊維に比べて高いので、肌へのストレスも少なく、人の体にとっても心地よく感じる繊維です。
また、100%シルクは化学繊維と異なり、たとえ火がついたとしても燃え広がりやへばりつきが少なく、安全といわれています。
上質な紬を紡いだ後の残糸で再度紡いだ紬がノイルシルクです。
絹糸の有効成分セリシンがたっぷり含まれています。セリシンは人間と共通した18種類のアミノ酸(タンパク質)で構成されていて、保温・保湿・抗菌性・お肌を丈夫にするなどの効力を有する天然物質です。
1日の約1/3を過ごす寝具として商品化されたノイルシルクの紬シーツは、冬は保温、夏はサラッと感などの優れた効果があるとして注目されています。
蚕が繭をつくる時、はじめに吐き出す糸は中にいるさなぎを守るシェルターとしてとても高機能なものです。
しかし、形状は糸を吐き出す初めての作業なので、均一ではありません。この部分をキビソといいます。
キビソは生糸の中でも特に抗菌性・抗酸化作用・UVカット効果に優れていますので、多くは化粧品や健康食品に活用されています。
繊維としては、例えば帽子など、空気環境や紫外線から身を守る衣料・雑貨に最適です。
絹糸は蚕(かいこ)がつくる繭からとります。
一般的には桑を食料とし家の中で養蚕されています(家蚕=かさん)
それに対して、ヤママユ・クスサンなど野生の昆虫で絹糸を生成し、糸として活用できる蚕の総称が野蚕(やさん)です。
野蚕シルクの糸には、ストロー状の極細糸を束ねた様な形状をもつものがあります。
この形状の糸が衣類となった時、とても軽い衣類となり、沢山の汗を吸い取ったり
暖かい空気をためこんだりと大変有効な働きをします。